パグ犬 おきゅきゅの肉きゅ~

虹の橋のたもとへと旅立ったパグ犬おきゅきゅ&Chacopeeの徒然日記

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肥満細胞腫 ~腫瘍専門医の見解~



ごめんちゃい長文です。

左手に出来た腫瘍が、肥満細胞腫だと判明したあの時は
「手術」「切除」そのことばかりが、頭の中にあった。

    Prettyおきゅきゅ






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だけどこんな場所に出来た肥満細胞腫を切除するには
充分なマージンは絶対に確保できないから
手術するとなったら、断指になるんだろうなぁ・・・と思っていた。

腫瘍専門医のところにいった時、初診が年配の獣医師(A先生)だったのだけど
そのA先生には、もしかしたらマージンをギリギリ確保して
何とか指を残すように、手術が出来るかもしれない・・・と言われ
その時は一筋の期待が持てたのだけど。

もし手術するとなったら、手術する先生はA先生ではなく
米国獣医内科学専門医のB先生が執刀することになるとのこと。
B先生は普段、こちらの病院にはいないようで・・・。
2日後にこちらの病院に来る予定だということで
詳しい話を聞くためまた、2日後に再診することになった。



そしてB先生の診察日・・・
まず最初に、こちらの病院では手術を行っていないということ
手術する場合は二次診療施設で行い
ホームドクターからの紹介状や検査データ資料
(レントゲンフィルム、病理組織検査報告書等)が必要ということ
ホームドクターと連携を取りながら、治療を展開していくということ
それらのことを大前提としたうえで・・・という説明を受けた。
人間のセカンドオピニオンと、同じような感じですね。

・・・ちゅ~ことはB先生って、この日はたまたま何らかの用事があって
こちらの病院に来たのかしらん?
ここはB先生のご実家?A先生はB先生のお父上?
・・・なんてどうでもいいことを考えながら、話を聞いていた


B先生による肥満細胞腫の説明では・・・

他の犬種の肥満細胞種とパグの肥満細胞腫は、分けて考えていて
パグの場合「パグ(の)肥満細胞腫」と呼んでいるとのこと。
なぜならばパグの肥満細胞腫は、他の犬種のものと比べて
腫瘍の細胞の根っこが短いことが分かってきた(いる?)からとのこと。

パグ 肥満細胞腫


皮膚にできた肥満細胞腫(皮膚型肥満細胞腫)は
腫瘍の周りと深さのマージンを充分確保して
皮下組織や筋膜まで切除することが重要。
また、皮下組織や筋層にできた肥満細胞腫は
皮膚の全層を含め、一層下の筋肉部分まで
切除することが重要になる。

肥満細胞腫の切除法

パグの場合の腫瘍切除範囲は
下記の図の①のような、切除範囲におさまることが多いとのこと。

肥満細胞腫の切除法


肥満細胞腫は、まれに他の部位にも発生することがある。
(口腔、咽喉頭、結膜、唾液腺など)
内臓に発生した肥満細胞腫(内蔵型肥満細胞腫)は
皮膚型肥満細胞腫からの転移・・・とのことだけど
皮膚ではなく最初から内臓に
肥満細胞腫が出来るという過程はありえないのかな?

肥満細胞が何かしらの刺激を受け活性化すると
IgE(免疫グロブリンE)という抗体を介して、脱顆粒現象が起こり
Ⅰ型アレルギー(花粉症、喘息、アナフィラキシーショック等)
を引き起こすことが分かっているけど
なぜ犬や猫の肥満細胞は、腫瘍化してしまうんだろう・・・

・・・とかなんとか色々考えてたら、頭の中こんがらがりんで・・・


パグの肥満細胞腫の組織学的グレード(がんの悪性度)を
パーセンテージで表すと・・・
グレードⅠ(高分化型)とグレードⅡ(中間型)が、約95%
グレードⅢ(未分化型)が約5%、となるらしい。
比較的、低グレードにおさまることが多いのが
パグの肥満細胞腫の特徴のようだ。

おきゅきゅの、これまでの肥満細胞腫切除術の病理の結果は
腫瘍細胞の分化度が高く核分裂頻度も低い「グレードⅠ」。
中には血が出ていた肥満細胞腫もあったので
(↑腫瘍があるのに気付かず、ブラッシングの際傷付けてしまっていた)
肥満細胞腫が引き起こす合併症のことや、病理結果が心配だったけど
グレードⅠという結果に落ち着いて、少しだけ安心出来た。


A先生には、何とか指を残して腫瘍だけを切除出来るかもしれない
・・・そう言われたことをB先生に話して、救いを求めてみたんだけど~

手術でマージンの切除が不完全だと、取り残したガンが
より活性化して更に顔つきの悪い、悪性度の高いガンになり
再発や転移、更には二次ガン(違う種類のガン)を発生したりするので
手術をするならば、下の画像の点線部分に沿うように
一指し指と狼爪?の生えている指を切断することになるとのこと。

仮にもし、指を残す為に腫瘍のみを切除したとしても
広範囲の切除になる為、残した指は機能を果たせず
ただ手にブラ~ン・・・と付いているだけのような形になってしまうと。
B先生にはそう言い切られてしまった。でも・・・そうなるよねぇ・・・

腫瘍専門の先生なら、どうにか断指せず
うまく腫瘍を切除してもらえるんじゃないか!?
・・・なんて考えはやっぱり甘かった
悪性腫瘍だからなぁ。

切断する場合、点線に沿って切断・・・


病院の帰り道公園に寄って、ベンチでひとりパンフレットを見ながら
ハァ~・・・と溜め息をついて色々考えて・・・
気が付いたら、2時間ぐらい時間がたっていたのだった

行くべきかどうか・・・。



次回につづく・・・。




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| 肥満細胞腫(MCT) | 21:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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